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【地震に強過ぎ】一条工務店 制震ダンパーは採用不可?耐震・免震構造との比較で検証

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制震ダンパーについて紹介している女性ichijo style

家づくりを検討する際、地震対策は重要なポイントです。

その中でも耐震技術とあわせて、制震技術を取り入れられているハウスメーカーは多い。

MAYUMI
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制震構造を採用することで地震時の変形を抑え、建物の損傷を最小限にとどめることが可能

本記事ではそもそも一条工務店に制震ダンパーはつけられるのか?

あと耐震性についてはどうなのか?詳しく解説していきたいと思います。

【記事のポイント】

  • 制震ダンパーとは?またその仕組み
  • 制震ダンパーのメリットとデメリット
  • 一条工務店の住宅に制震ダンパーは採用可能?
  • 一条工務店の耐震構造と他社との違い
  • 一条工務店の免震オプションについて

それでは早速本文にいってみましょう

一条工務店 制震ダンパーは採用できるの?

一条工務店の住宅は制震ダンパーをつけることができるのか?

また耐震性は他社と比較してどうなのか?

この章ではこういったことについて解説していきます。

制震ダンパーとは?

制震ダンパー出典:住友ゴム工業

制震ダンパーとは建物の揺れを吸収し、地震によるダメージを軽減する装置です。

地震が発生すると建物は横揺れの力を受け、構造体に負荷がかかります。

MAYUMI
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制震ダンパーはこのエネルギーを効率よく吸収し、変形や損傷を最小限に抑える役割

制震ダンパーの仕組みは、主に「弾性材料」「オイルダンパー」「鋼材ダンパー」などの異なる技術を用いています。

例えばゴムや粘弾性材料を利用するタイプは、揺れを熱エネルギーに変換して吸収します。

制震ダンパー「弾性材料」出典:大林組

一方でオイルダンパーは油圧の抵抗を利用し、微細な揺れから大きな地震まで幅広く対応可能です。

オイルダンパー出典:Be-Do

鋼材ダンパーは金属が変形する際に生じるエネルギー変換を活用する仕組みで、比較的コストが抑えられる点が特徴です。

鋼材ダンパー

新築住宅だけでなくリフォームによる後付けも可能な製品が増え、住宅の耐震性向上に役立っています。

制震ダンパーのメリットとデメリット

家の模型とメリット&デメリットichijo style

制震ダンパーは、地震の揺れを吸収し建物へのダメージを抑える装置です。

主なメリットは耐震構造のみの建物と比べて揺れを低減できる点にあります。

MAYUMI
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特に繰り返し発生する余震に対して効果を発揮し、構造体の劣化を防ぎます

さらに免震構造よりもコストが抑えられ、設置の自由度が高いのも特長です。

一方でデメリットも存在します。

MAYUMI
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まず種類によって効果が異なり、最適な製品選びが不可欠です

例えば鋼材ダンパーは大きな揺れには強いが、小さな揺れには効果が薄い。

また後付け設置が難しく、既存住宅への導入には壁の補強工事が必要になるケースがある。

MAYUMI
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定期的な点検が必要なタイプもあり、メンテナンス費用が発生する点も考慮すべきです💦

制震ダンパーは建物の耐震性を向上させる有効な手段だが、種類や設置方法を慎重に選ぶ必要があります。

一条工務店は制震ダンパーを採用できるの?

考えている女性ichijo style

一条工務店では制震ダンパーの採用はできません。

一条工務店では耐震性能を重視し、すべての住宅で耐震等級3を標準仕様としています。

MAYUMI
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一方で制震ダンパーは揺れのエネルギーを吸収して建物の変形を抑える装置ですが、一条工務店では導入していません

その代わりオプションとして「アドバンス免震」が提供されています。

免震構造は地震の揺れを基礎部分で吸収し建物への影響を軽減する仕組みですが、採用には数百万円の追加費用が必要となります。

MAYUMI
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免震構造に関しては後ほど紹介

一条工務店の耐震構造とは?

一条工務店の住宅出典:一条工務店

一条工務店の耐震構造は耐震等級3を標準仕様とし、地震に強い家づくりを実現している点が特徴です。

これは災害時に防災拠点となる消防署や警察署と同等の耐震性能を持ち、大地震にも耐えうる強度を備えています。

同社の建物は、ツインモノコック構造を採用。

一条工務店のツインモノコック構造

これは「壁・床・天井」を強固に結合し、一体化させることで地震の揺れを面で受け止めて分散させる仕組みです。

従来の木造軸組構造と異なり力が特定の接合部に集中しにくいため、耐久性にも優れています。

さらに一条工務店では「2倍耐震」という独自技術を導入。

一条工務店の2倍耐震

建築基準法の耐震基準を上回る強度を確保し、室内の損傷も最小限に抑える設計が施されています。

こうした構造の工夫により、大地震の後でも継続して住み続けられる住宅を提供している点が一条工務店の耐震構造の大きな強みです。

一条工務店と他社の耐震性を比較

一条工務店の耐震等級出典:一条工務店

一条工務店は全棟「耐震等級3」を標準仕様としており、建築基準法の1.5倍の耐震性能を確保しています。

他社と比較すると耐震性に特化した設計が特徴で、ツインモノコック構造により揺れを「面」で受け止める仕組みを採用。

一方で大手ハウスメーカーでは制震技術を併用するケースが多く、例えば住友不動産やパナソニックホームズは制震ダンパーを搭載し、繰り返しの揺れに強い構造を採用している。

住友不動産の制震技術出典:住友不動産

地盤調査や基礎工法にも違いがあり、一条工務店は標準で詳細な地盤調査を行い適切な基礎を選定。

他社では布基礎を採用する場合もあり、耐震性に差が出ることもあります。

さらに積水ハウスやヘーベルハウスは、耐震+制震技術を組み合わせ、建物の変形を抑制する設計を導入。

積水ハウスの耐震+制震技術

出典:積水ハウス

一条工務店は「耐震」に特化した設計だが制震技術が標準仕様ではないため、他社と比較すると揺れの吸収能力に違いが見られます。

MAYUMI
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まあ一条工務店は制震技術にとらわれなくても、耐震に優れているのでいいかも✨

一条工務店 制震ダンパーはなくても大丈夫?

一条工務店の耐震性能は耐震等級3を標準仕様とし、ツインモノコック構造による強固な設計が特徴です。

あと地震にかなり強くなれる、免震オプションの選択肢があるのでこれも併せて紹介したいと思います。

一条工務店の耐震性の評判と口コミ

口コミの星印評価出典:一条工務店

一条工務店の耐震性に関する評判は高い評価を受ける一方で、一部のデメリットも指摘されています。

良い口コミとしては下記の様な声が多い。

  • 「標準仕様で耐震等級3をクリア」
  • 「地震の揺れを軽減するツインモノコック構造」
  • 「実際の地震でも大きな被害を受けなかった」

MAYUMI
MAYUMI
特に東日本大震災や熊本地震の際に、一条工務店の住宅が倒壊を免れた実績があり安全性に対する信頼は厚い

一方で悪い口コミには「間取りの自由度が低い」「耐震構造の関係で壁の配置が制限される」といった意見も・・

また「施工の質が現場の職人によってばらつく」との指摘もあります。

全体的には耐震性能を最重視する人には好評だが、デザインや間取りの自由度を求める人にとってはデメリットとなる可能性があります。

耐震性と居住性のバランスを考えながら慎重に検討することが重要です。

一条工務店で行われた耐震実験

一条工務店の耐震実験出典:一条工務店

一条工務店は実大耐震実験を積極的に行い、地震後も居住可能な住宅性能を追求しています。

過去には東京大学などの研究機関と協力し、2年間で253回の加震試験を実施。

阪神・淡路大震災や東日本大震災の地震波を含め、多様な揺れに対する耐性を検証してきました。

一条工務店の住宅耐震実験

特に住宅倒壊の原因となる「キラーパルス」への対応力を重視し、独自のツインモノコック構造の強度を実証。

試験後も気密性や太陽光発電の機能が維持され、地震後も安心して住み続けられることが確認されました。

一条工務店の免震オプションとは?

一条工務店の免震実験出典:一条工務店

一条工務店の免震オプションは大地震の衝撃を軽減し、建物の損傷を最小限に抑えるための技術です。

一般的な免震装置と異なり、一条工務店は独自の「ハイブリッド免震構法」を採用。

これは建物と地盤の間に免震装置を設置し、横揺れを大幅に低減する仕組みとなってます。

一条工務店の免震構造

地震発生時には揺れのエネルギーを吸収し、家具の転倒や建物の歪みを防ぐ効果が期待。

これにより震災後も継続して住み続けられる住宅性能を実現しています。

免震と制震の違いについて

考えている女性ichijo style

免震と制震は、地震対策として異なるメカニズムを持つ技術です。

免震は建物と地盤の間に免震装置を設置し、地震の揺れを受け流すことで建物の損傷を防ぎます。

MAYUMI
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これにより震度の大きい地震でも、室内の家具転倒リスクを軽減できます✨

一方で制震はダンパーなどの装置を用いて、建物内部で地震エネルギーを吸収し揺れを抑制する仕組みです。

MAYUMI
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特に繰り返し発生する余震に強いのが特徴です

建物の構造や立地条件に応じて、適切な技術を選択することが重要となります。

一条工務店の住宅に免震オプションは必要か?

疑問に思っている女性ichijo style

特に軟弱地盤や過去に大規模地震が発生した地域以外は必要なさそうに思います。

確かに免震構造は地震エネルギーを建物に直接伝えない仕組みで、大地震時の揺れを大幅に低減する効果が。

しかし一般的な耐震・制震構造でも一定の安全性は確保されるため、費用対効果を慎重に見極める必要があります。

MAYUMI
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ちなみに一戸建ての場合、プラス料金として300万~500万円程度を目安に費用がかかる💦※1平米あたり約13万円

一条工務店 制震ダンパーについてまとめ

一条工務店の住宅で地震い強いポイント出典:一条工務店

それでは最後になりますがまとめていきましょう

 

  1. 一条工務店では制震ダンパーを採用していない
  2. すべての住宅で耐震等級3を標準仕様としている
  3. ツインモノコック構造により揺れを分散させる設計
  4. 建築基準法の1.5倍の耐震性能を確保
  5. 制震技術を導入せずとも高い耐震性を実現
  6. 免震オプション「アドバンス免震」を選択可能
  7. 免震オプションの導入には追加費用が発生
  8. 耐震構造の影響で間取りの自由度はやや制限される
  9. 施工品質にばらつきがあるという口コミも存在
  10. 地震実験で震度7クラスの揺れにも耐えることを実証済み
  11. 制震よりも免震の方が建物の揺れ軽減効果が高い
  12. 耐震性を重視するなら制震ダンパーなしでも十分な性能を持つ

 

以上になります。最後までお読みくださりありがとうございました<(_ _)>

 

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